里見家その6 1600年~1609年
前回の記事の最後から一気に飛んで時は1600年。
里見下総守義豊は七元徳のうち四つを兼ね備えた名君であり、在位56年に達した(官位の昇進をサボっていたので二つ名は未だ下総守止まりである)。
狩猟に勤しむ生活が功を奏したのか、63歳にして心身ともに未だ壮健である。
ただ、勢力拡大に自ら動くことは最小限に留め、各方面に封じた息子達に委任していた。
この年に正室北条千代を亡くしている。義通の元で相模・伊豆との縁を繋いだ彼女もまた、この時代としては十分長寿であった。
1600年1月。ゲーム開始から67年経過。未だ戦国は続く。脅威度がなかなか下がらず拡張に動きづらい… #NMIH pic.twitter.com/ZoMjVvde66
— オラせん (@holland_senbei) 2018年4月7日
動員兵力は足利家から征夷大将軍位を簒奪した細川家がトップ。関東をほぼ完全に制圧しきった里見がそれに続く。奥州探題なのに東海の領地のほうがデカい大崎氏が厄介。大内氏は細川の侵攻と配下大名の離反で北九州をほぼ失陥 #NMIH pic.twitter.com/a7JdKsfy8w
— オラせん (@holland_senbei) 2018年4月7日
嫡男里見義貞。武蔵国守。側室の子だが母からQuickを受け継ぐ有能の塊。ただし外交能力を除いて…甲斐武田氏にだいぶ前から侵攻中だがなかなか決着がついていない #NMIH pic.twitter.com/cUfS5L906c
— オラせん (@holland_senbei) 2018年4月7日
次男上杉義輝。上野国守。常陸の国人衆の一部も傘下に置く。同母兄義貞と一転して外交能力の塊。伊達氏に侵攻中で優性。 #NMIH pic.twitter.com/S1Pa264CZ9
— オラせん (@holland_senbei) 2018年4月7日
三男北条義氏。相模・伊豆国守。男女問わず誘惑するやべーやつ。義貞に先んじて甲斐武田氏に侵攻していたが自身が捕縛され賠償金を払い和平を結ぶ #NMIH pic.twitter.com/P0VURkKwti
— オラせん (@holland_senbei) 2018年4月7日
四男里見氏満。義氏の同母弟だが北条姓ではなく里見姓のまま。下野北部の3郡と常陸北部の1郡を保有。義輝に先んじて伊達氏に侵攻していたが敗退中 #NMIH pic.twitter.com/ty6urGxoqT
— オラせん (@holland_senbei) 2018年4月7日
五男常陸国守。義氏・義満の同母弟。プレイヤー義通から当てられた1郡から勢力を拡大する。こいつもホモか… #NMIH pic.twitter.com/t6mZkCp2eK
— オラせん (@holland_senbei) 2018年4月7日
脅威度が高すぎて防衛協定が解除されないので、(そこそこ)有能な息子達に領地を与えて各自の裁量で各方面へ領地拡大を行ってもらう。28kの兵を持て余しているがしょうがない #NMIH pic.twitter.com/MHvNhKFlE0
— オラせん (@holland_senbei) 2018年4月7日
法律で臣下同士の戦争を禁止しているので、無駄な戦いは防げているのが救い。ただ同盟を兄弟間で結んでいないので、武田に同時に進行していた義貞と義氏が敵対状態になって甲斐で仲間割れしてたりしていた。AIの戦下手ァ… #NMIH pic.twitter.com/TUMKo4q15D
— オラせん (@holland_senbei) 2018年4月7日
直臣同士の戦争
法律の設定により、直臣同士の戦争、あるいは直臣による外国への戦争をも禁止することができる。というか禁止してないと同じ勢力内でも領土を争って好き放題戦争してしまう。
直臣同士の戦争のみを封じた状態(External)であれば、直臣にはある程度外国への戦争に集中させることができる。
ただし、直臣とその配下の間での反乱などまでは防ぐことができないので要注意。
これに限らず、各法律の設定はConclave DLCを導入しているかどうかで大きく変更される。上記画像はConclaveを導入した状態である。
暇つぶしに鍛冶屋を抱えて名刀を作らせる…と思ったら途中で追加費用が必要だと訴えられて2000以上の借金状態に。貴重な財源が…でもあそこで渋ったらしょぼい結果になりそうだったし…霞丸ゲット。Martial+2 #NMIH pic.twitter.com/tD0UlT8xDY
— オラせん (@holland_senbei) 2018年4月7日
西でも北でも一番の問題となる奥州探題大崎氏。尾張の斯波氏が家系断絶しここが継承してしまった。西・北両方に直轄領を持つ上に動員兵力がバカにならない。速攻で制圧して降伏させるのも非常に困難。正直めちゃくちゃ面倒くさい…防衛協定で参加したら船で房総半島にクルーズしにくるし #NMIH pic.twitter.com/a4p61KnqO1
— オラせん (@holland_senbei) 2018年4月7日
今後の展望。将軍位を保持し統制もとれてる細川が実質的にラスボスになるだろう。将軍位を簒奪するか、JDの追加CBのGreatConquestでどこかの王国領を丸ごと奪うか。どちらにせよ兵力差でまだ優位に立てない。しばらくは息子達が勢力を拡大してくれるのを待つしかないか? #NMIH
— オラせん (@holland_senbei) 2018年4月7日
呑気にしていたが、義通も60歳を超えておりいつ死んでもおかしくない。有能の塊である義貞の将来の活躍期間をこれ以上短くしたくもないが、如何ともしがたい #NMIH
— オラせん (@holland_senbei) 2018年4月7日
1602年、勢いが止まらない細川幕府。それまで独立を保っていた若狭武田氏を調略で臣従させる。動員兵力が45kを超えている…まずい。非常にまずい。もういっそのこと対細川の防衛協定に参加するか…? #NMIH pic.twitter.com/AoYetGFBJM
— オラせん (@holland_senbei) 2018年4月8日
もう半ばヤケクソでオリジナルempireを作成して関東副将軍ならぬ関東将軍を自称する。De jure領域のないtitular titleなのであんまり意味はない #NMIH pic.twitter.com/qbQNBEOE0r
— オラせん (@holland_senbei) 2018年4月8日
ヤケクソで作ったtitular皇帝位だけど、皇帝級titleになると評議会の席の名前が変わるのか #NMIH pic.twitter.com/fVTyTUgbX4
— オラせん (@holland_senbei) 2018年4月9日
流石に全て直臣に任せていたのでは時間が勿体無いので、合間を見て自分の直轄領の兵を動かし、大崎氏と甲斐武田氏を攻めて三河・遠江を奪取している。
脅威度を下げて防衛協定を解除することはもはや諦めた。
(何かのタイミングで防衛協定が一時的に解消されることはある。立ち上げた人物の死亡時?)
力技で大崎氏が支配していた遠江と甲斐武田氏が支配していた三河を奪取し、JD追加CBのGreat Conquestに必要なrealm sizeは満たすが…徳が、徳が全く足りない!俺に徳をよこせ! #NMIH pic.twitter.com/BDhueCXau8
— オラせん (@holland_senbei) 2018年4月8日
甲斐武田氏と信濃北部の村上氏をM&Aしたい。西進にあたっての壁もとい細川に対抗する力を得るための最後の養分 #NMIH
— オラせん (@holland_senbei) 2018年4月9日
義通自身は未だ壮健なれども…
有能の塊だった嫡男里見義貞、家督相続前にガンにて病死。父親より早死するなんて…というか今のプレイヤー義通が長生き過ぎる #NMIH pic.twitter.com/UzZlbD9F1v— オラせん (@holland_senbei) 2018年4月9日
非常に面倒くさいことに、AI義貞が次の継承1位の次男直満を分家させてしまっていた(長男勝頼は非嫡出子で継承権なし)。養子で里見姓に戻そうかと思ったが、直満にさらに子がおり養子の条件を満たさない。武蔵国守の継承がtanistryだったみたいだから分家できちゃったんだろうな…非常事態だ #NMIH pic.twitter.com/uDh4G3KHOV
— オラせん (@holland_senbei) 2018年4月9日
苦肉の策。義貞のわずか2歳の子森政を後継者として指定。Storongを自ら発現した彼が強く成長することを祈る。後見人に現在の巡見使(密偵長)、駿河の今川宗頼を指定しておく。content持ちだしある程度は誠実なはず。他の一門衆に下手に後見させると家督欲しさに何するわかったもんじゃない #NMIH pic.twitter.com/abRuvoKpO4
— オラせん (@holland_senbei) 2018年4月9日
後継者の指定
インド系宗教の特徴として、自身の後継者を自身の親族の中である程度自由に選べるという非常に便利なものがある。
通常、封建制では継承法に則ってほぼ強制的に後継者が決まってしまうが、キャラクターのポートレイトにある王冠マークをクリックすることで、本来の継承順位を飛び越えて自身の後継者とすることができる。
将軍細川元光が対細川連合との戦いで戦死。後継者はわずか2歳の男子と間違いなく弱体化するはずなんだけど、こっちもこっちでいつ同じような状況になるかわからんから下手に動けない!このタイミングで東西の覇者が揃って足踏みとは! #NMIH pic.twitter.com/9PWBqhPXDc
— オラせん (@holland_senbei) 2018年4月9日
1606年。将軍細川家は対細川連合との戦いで当主が戦死、兵力も消耗している。今里見が細川に戦いを仕掛ければ勝てはするんだろう。葛西氏の東海最後の領域であった尾張もついに制圧。信濃北部村上氏は陰謀で後継者を4人ほど暗殺して乗っ取り完成間近。甲斐武田氏の屈服も秒読み #NMIH pic.twitter.com/XiuHFP5eqS
— オラせん (@holland_senbei) 2018年4月10日
ただ対細川戦の最中、あるいは細川領併呑直後の不安定な時期に、現在御歳70の里見義通が死んだ場合のリスクが大き過ぎる。旧細川傘下の大名だけでなく、関東各地に封じた我が子達が父の死によってタガが外れ、義通-義貞から家督を受け継ぐ幼子に対して謀叛を企む可能性は無視できない #NMIH
— オラせん (@holland_senbei) 2018年4月10日
細川に勝負を挑むのは義通の死後、後継者への政権移譲の後に内部で反乱のリスクがなくなったのを確認してからになるなぁ #NMIH
— オラせん (@holland_senbei) 2018年4月10日
当主が死亡して若い当主に交代した直後は、在位期間による配下からのopinionボーナス(Long reign)がなくなったり、請求権がバラ撒かれることによる他の直臣(主に後継者の兄弟や叔父など)からのopinionにペナルティ・当主交代要求の派閥発生などにより、勢力の運営が不安定になりがちである。
他国との戦争と内乱が同時に発生すると、ちょっとした躓きが大怪我に繋がりかねない。そのため、自分はプレイヤー領主の死期が近づいている時はあまり対外戦争を起こさない・起きないように事前に不可侵条約を結んだりする。
継承
嫡男義貞が自身より先に亡くなったことが堪えたか、義通の心理的ダメージは身体にも及び始めた。
そして…
1609年。偉大にしてかつて四元徳を極めた君主、関東将軍里見義通72歳で死す。後継者は嫡男義貞の3人目の嫡出子盛政。成年までの摂政は義通の生前の遺言通り、駿河国守で巡見使を務める今川宗頼が務める #NMIH pic.twitter.com/DhvhUAfEFv
— オラせん (@holland_senbei) 2018年4月10日
義通の生前からではあるが、恒例の評議会への権限委譲要求の派閥が立っている。派閥リーダーは亡き義通の次男にして盛政の叔父である上杉義輝。申次(外交担当評議員)の席を与えているが、西関東大大名titleの要求も重なって不満の方が勝るようだ。義貞が生きていれば… #NMIH pic.twitter.com/LPLqdk8VNm
— オラせん (@holland_senbei) 2018年4月10日
奇しくも西の覇者細川氏でも同年齢の幼君が当主となっており、東西の将軍家は奇妙な停滞の次節に入った…幼き盛政は家中の脅威を克服し、11年後の成人まで生き延びられるのか #NMIH pic.twitter.com/8y5pE0f0JM
— オラせん (@holland_senbei) 2018年4月10日
ほんとは義貞が死んだ時点で継承要員のストックとして出家させていた義通の息子2人のどちらかに中継ぎ的に継がせる案もあったんだけど、あまり魅力的ではなかった #NMIH pic.twitter.com/TXYlrhVYRk
— オラせん (@holland_senbei) 2018年4月10日
出家させる<Order to take the vows>
自分の宮廷内の人物は外交コマンドで出家させ僧侶とすることができる。
領土を持っていない・結婚していないなどの条件を満たしている必要があるが、出家させた人物は称号の継承権を失い、それが自身の子であれば「結婚させていない状態」「領土を持たせていない状態」によるPrestigeへのペナルティを無くすことができる。
出家させた人物は条件を満たしていれば後から外交コマンドで還俗させることも可能。
自身の子を出家させることで、継承順上位ながら後継者としてふさわしくない人物を継承から弾いたり、他の継承候補者がアクシデント的に死亡した場合などに備えて保持しておくことができる。