NMIH独自システムの一つである分家・養子を説明してもらった
@CK2NMIH こんにちは。NMIHを遊ぼうと思っているのですが、このMOD独自のシステムやルールを説明されているテキストなどはありますか?
— オラせん (@holland_senbei) March 21, 2018
ありがとうございます!本当は細かい説明があるといいのですが、残念ながらそこまで手が回っておりません。ただ、数値の調整などを除くとこのMod独自の複雑なシステムはありませんので、CK2バニラとあまり変わらない感覚で遊んでいただけるのではないかと思います。
— chatnoir17/山室良 (@CK2NMIH) March 21, 2018
なるほど。養子や分家のシステムもあるとチラ見していたので、ちょっと不安だったのですが、とりあえず遊んでみます。ありがとうございます!
— オラせん (@holland_senbei) March 21, 2018
そういえばありました!作った人にちょっと聞いてみますね
— chatnoir17/山室良 (@CK2NMIH) March 21, 2018
@augsburg14 というわけで、養子・分家のシステムの動作について、日本語で簡単なものでいいので説明をお願いできますでしょうか?
— chatnoir17/山室良 (@CK2NMIH) March 21, 2018
分かりました。色々説明したいことを付け足していったらツイッター上で説明するには少々長くなってしまいましたが、順を追って説明していきたいと思います。
— はまね (@augsburg14) March 21, 2018
分家イベントは"Establish a Branch Family"のコマンドを実行すると発生します。
— はまね (@augsburg14) March 21, 2018
このコマンドが使用できるのは、
・自分と同族であること
・分家対象人物が6歳以上であること
・分家対象人物の子供が土地を保有していないこと
続く pic.twitter.com/U8M7INA5TT
・分家対象人物に孫が存在しないこと
— はまね (@augsburg14) March 21, 2018
・継承法が長子相続や分割相続の場合は継承順位一位でないこと
・継承法が年長者相続やTanistryの場合は自分と分家対象人物の他に同族の男子が1人以上いること
の全てを満たした時です。
分家する家は新規のDynastyが用意されますが、
続く
母親が設定されていたり、結婚しているキャラクターは母方・妻方の家に変更することも可能になります。
— はまね (@augsburg14) March 21, 2018
その条件は
・母/妻が分家対象人物と同じ家でないこと
・母/妻が苗字を持っていること
・母/妻の兄弟に心身が健康な男子が一人もいないこと
の三つ全てを満たした上で、
続く
・母/妻が生きている
— はまね (@augsburg14) March 21, 2018
・母/妻の父が生きている
・母/妻の同族かつ近親者の男子が一人も生きていない
のうち一つの条件を満たしていると選択肢が現れます。
続く
例を挙げますと、この画像の勝頼の場合、「母の同族(諏訪氏)かつ近親者の男子が一人も生きていない」を満たしている為、
— はまね (@augsburg14) March 21, 2018
母方の家へ編入する選択肢(一番上)が表示されています。
続く pic.twitter.com/ye0EouYplC
勝頼は母方の一族が全員死んでいる為そうなりませんが、母/妻の近親者の内誰かが生きておりその人物がtitleの保有者であればそのclaimを、何かclaimを保持していればそのclaimを得ることが出来ます。
— はまね (@augsburg14) March 21, 2018
続く pic.twitter.com/5RuRfVh09N
ゲームプレイ的には、毛利元就が息子たちを吉川・小早川氏に押し込んだように、自分の息子たちのclaimを行使して他家に押し込んで一族を繁栄させる、という事をプレイの目標の一つにして戴けたらと思っています。
— はまね (@augsburg14) March 21, 2018
続く
ここには書かれてないが、母/妻の姓を名乗った場合に母/妻から引き継ぐ請求権は、母/妻のそれがweakであっても分家対象人物にはstrongの状態で発生するのが重要。
これにより請求権を使用した領土拡張紛争を、CK2本体のゲームよりもさらに活発化させて遊ぶことができる。
引き継ぎ先でいきなりstorong_claimが発生するのは違和感があるかもしれないが、フレーバーをより強く感じられたり、そもそも日本が舞台ならCK2本体よりもゲームスピードは早くていい(もっと言うとCK2本体の拡張速度がややかったるいと言えなくもない)と自分は感じたのでこれで丁度いいという立場。
養子イベントは"Adopt in Family"のコマンドを実行すると発生します。
— はまね (@augsburg14) March 21, 2018
このコマンドが使用できるのは、
・養子対象人物と自分が同じrealm内にいること
・養子対象人物が自分と別の家であること
・養子対象人物の父か母の出身が自分の家であること
続く
・養子対象人物の子供が土地を保有していないこと
— はまね (@augsburg14) March 21, 2018
・養子対象人物に孫が存在しないこと
・養子対象人物に兄が存在すること(養子元の家を継ぐ人物が居ること)
・継承法が年長者相続かTanistryであるか、自身のtitleの継承者であること
の全てを満たしたときです。
続く
養子イベントが発生すると養子対象人物の父親に息子を養子に出すことの可否を問うイベントが発生し、父親が承諾した場合養子対象人物が自分と同じ家になります。
— はまね (@augsburg14) March 21, 2018
なお、父親が自分自身であったり、すでに死去している場合は可否を問うイベントは発生せず、養子対象人物が自分と同じ家になります。
ゲームプレイ的には、養子イベントは殆ど使う機会はないだろうと思います。
— はまね (@augsburg14) March 21, 2018
長男が早世してしまい、分家していた次男を自家に呼び戻す、というような時くらいでしょうか。
以上で説明は終わりです。長々と失礼しました。